子どもを持つか、持たないか、悩んでいる…
20代、30代の方なら、一度は
「子供を持ちたいか?」
と考えたことがあるのではないでしょうか。
子供がいるかいないかで、生活は大きく変わります。
どちらも魅力的な選択ですが、人生を左右する大きな選択でもあります。
現代社会において、家庭の形態は多様化しており、特に注目されているのが「DINKs(ディンクス)」というライフスタイル。
DINKsとは、「Double Income, No Kids」の略で、簡単にいうと、「子なし共働き夫婦」のことです。
私たち20代共働き夫婦も、子どもを持つか持たないかで、とても悩みました。
結論、DINKsは選択せず、子どもを持つことに決めました。
その経緯や実体験を解説します。
同じように悩む方の参考になればうれしいです!
20代共働き夫婦の筆者が、DINKsを選択しなかったワケついてまとめました。
DINKsを選択しなかった理由:
そもそもDINKsとは
DINKsとは、「Double Income, No Kids」の略。
自分たちの意思で「子どもを産まずに二人の生活を続けよう」と決めた子どもを持たない共働き夫婦のことです。
このライフスタイルは、子どもをもつ家庭に比べて、時間・お金の自由が生まれます。
人生において時間・お金の余裕を重要視する人に選ばれることが多く、特に都市部での生活やキャリア形成に注力している人に見られます。
DINKs(ディンクス)とは、「Double Income(共働き)No Kids(子どもを持たない)夫婦」を示す言葉です。簡単に言ってしまえば、結婚しても子どもがいない夫婦のことを指しています。厳密には、何らかの事情があって子どもが欲しくてもできない夫婦はDINKsに含めません。
引用元:みんなのマネ活
もちろん、子どもは授かりものなので「子どもを持とう!」と思って持てるものではありませんが、持つための努力をするかしないかに影響します。
DINKsのメリット・デメリットなどは下記で解説しています。
DINKsを選択しなかった理由
共働き夫婦としての生活がスタート
私たちは、学生時代からの交際を経て、2020年に結婚しました!
そこから共働き夫婦としての生活がスタートしました!
私たちくろや夫婦は、2020年に結婚。
元々二人とも正社員として働いていたため、結婚後も変わらず働き続け、いわゆる共働き夫婦となりました。
社会人歴が浅いうちに結婚したということもあり、寿退社という選択肢は特段考えていませんでした。
結婚する前は、漠然と
「いつか子どもが欲しいかな〜」
と思っている程度。
そこまで具体的には考えていませんでした。
また結婚当初は、夫婦間でも特段、子どもについて話し合いはしていませんでした。
DINKsを検討し始める
結婚してからは、今後長い期間二人で一緒に暮らしていくためのお金についてしっかり考えようということとなり、「資産形成」に本腰を入れるようになりました。
- 節約
- 副業
- 運用
で資産を少しずつ積み重ねていきます。
また同時に、仕事においては
「このまま一生会社員をしていくのか?」
という疑問も沸々と生まれてきました。
色々考えた結果、夫婦で「資産形成&副業でサイドFIRE(脱サラ)」を目指すことにしました。
目標が決まったら、資産形成にも拍車がかかることになります。
資産形成で脱サラを考えると、経済的な余裕を持ちやすい、
「子なしという選択もあり?」
とぼんやり考え始めるわけです。
ただ、この当時も夫婦間の子どもについての話し合いはしていませんでした。
元々、結婚する=子供を作るぐらいの家族感で育ちました。
しかし、特に入社5年目頃までは本業で朝〜晩まで働き、土日は体力の回復に充てるといったような生活リズムで、1週間を生き抜くのに精一杯。
ここに子供が産まれても、子育てをする余裕が体力的にも精神的にもないな…と思っていました。
また、将来の目標(脱サラ)に向けて、副業を軌道に乗せるのに必死だったのも、子供について深く考えていなかった理由の一つです。
子供が産まれても作業時間を確保することはできると思いますが、やはり軌道に乗るまではリソースを集中投下する必要があり、 正直今すぐ子供ができてしまうと、自分たちの将来目標の実現が遠のいてしまう気がしていました。
元々子どもが欲しいと思っていましたが、結婚後、夫婦二人だけでも楽しく暮らせる自信もあり、経済的・時間的な余裕がある子なしという選択肢も徐々に魅力的に感じていました。
また、会社の先輩でDINKsの方を見ると、40代でも若々しくプライベートも充実されており、「アリだな…」とますます考えるワケです。
とはいえ、どちらが良い!という強い意志があったわけではないですが、どちらの選択肢も魅力があって、どちらも良いなぁという感じでした。
ただし、出産は年齢的な制約もあるため、早めに夫婦で方向性を決めておく必要があるとは考えていました。
今後のライフスタイルについて、夫婦で話し合い
子どもを持つか・持たないかは、もちろん夫婦での話し合いが重要。
ただし、私たち夫婦は、今までしっかり話し合いができていませんでした。
妻が20代後半になったことをきっかけに、今後子どもを持つか?持たないか?について話し合いを持ち出すようになりました。
年齢的にも、そろそろ方向性を話し合わないと!と思いました。
ですが、話し合いを持ち出すたびに、夫にやんわり逃げられる日々…。
真剣な話が苦手で、どうしても恥ずかしくなってしまい…(汗)
めげずに何度か話し合いをしようと試みたところ、少しずつ夫側にも耐性がついてきて、話し合いができるようになりました。
DINKsにならないことへの決断
話し合いを続けていく中で、
- 今後子どもを授かりたいと思っていること
- 30代になる前に一人目を授かりたいこと
- 子どもができても「資産形成&副業でサイドFIRE」は引き続き目標とすること
という結論に至りました。
一時期はDINKsを考えていた私たちが、人生の価値観・優先順位などを話し合い、DINKsにならないことへの決断に至ったというわけです。
子どもなしという選択も検討としてありましたが、話し合った結果、私たちは子どもがいる人生を選びたい!となりました。
これまで子どものことは深く考えていませんでしが、コロナが明けたぐらいから仲の良い友達に子どもができ始めて、少し意識をし始めました。
また、気づけば20代後半。結婚生活も4年目。
「子どもを作るならそろそろ」といったタイミングに差し掛かっていました。
自分のコンディションとしても、2023年頃からは副業で成果が出始めて、本業も中堅に差し掛かり仕事をコントロールしやすくなってきたので、 そろそろ子どもが産まれても自分らの生活と育児をバランス取れるかもと前向きな気持ちになれました。
20代後半になると、子どもについて現実味が帯びてきて、そろそろ本気で考えないといけないと思いました。
この当時も、DINKsになるかならないかはどちらでもOKで、旦那さんの意思を尊重したいという考え。
ただし、もし子どもを考えるなら、体力的にも20代後半で一人目を授かりたいなという気持ちはありました。
旦那さんから「子どもは欲しい」と言ってもらえた時は、嬉しかったので、心のどこかでは子どもが授かれればな〜と思っていたんだと思います。
妊活し第一子を授かる
一年くらい、ゆるゆると妊活を続け、第一子を授かりました。
妊娠・出産したことで、色々な経験ができ、本当に幸せだなと感じています。
子供がいることでしか得られない幸福感を、息子から毎日もらっています。
私たちにはDINKsではない生き方が合っていたんだなと再確認しました。
DINKsを選択しなかった理由:
DINKsに関する現在の見解
私たち夫婦はDINKsを選択しなかったワケですが、改めて、どちらの選択肢にもそれぞれ魅力があると考えています。
DINKsというライフスタイルが自分たちの夫婦にとって適しているかどうかは、夫婦の価値観や人生観・価値観に依存します。
- 人生で大切にしたいものは何か?
- その選択に後悔はないか?
をじっくり考えた上で、夫婦間で深い話し合いを行うことが重要です。
私たちの経緯を振り返ると、話し合いがちゃんとできるまでに少し時間がかかってしまったかなというのが正直なところ。
結果として、妊娠のタイミングも良かったと感じているため後悔はないですが、もう少し早めから話し合いができる関係性を築けると良かったなとは思います。
特に子どもは授かり物なので、欲しいと思ってすぐできるものではありません。
場合によっては、長期戦もあり得えます。
夫婦の中でもここの価値観が合わなかった場合は、今後の夫婦生活や人生にも影響がありますから、お互いが納得いくまで話し合いが必要でしょう。
DINKsを選択しなかった理由:
まとめ
本記事では、私たち共働き夫婦がDINKsを選択しなかったワケについてまとめました。
私たち共働き夫婦は、一時期、DINKsという選択も検討しましたが、夫婦で話し合いを行い、DINKsを選択しないという決断をしました。
DINKsというライフスタイルが自分たちの夫婦にとって適しているかどうかは、夫婦の価値観や人生観・価値観に依存します。
お互いが納得できるまで話し合い、後悔のない選択をすることが重要です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。